PHPのarray_map()関数の使い方解説

初めての方にとって、PHParray_map()関数は少し難しく感じられるかもしれませんが、実際に使ってみると非常に便利な機能です。この記事では、array_map()関数の基本的な使い方と具体的な例を通じて理解していきましょう。

array_map()関数とは?

array_map()関数は、一つまたは複数の配列に対して指定したコールバック関数を適用し、新しい配列を生成します。つまり、複数の配列から対応する要素を取り出し、それらをコールバック関数で処理して新しい配列を作成することができます。

基本構文

array_map(callback, array1, array2, ...)
  • callback: 適用するコールバック関数
  • array1, array2, ...: 処理対象の配列

具体的な例

1. 配列の各要素に2を掛ける

// 配列の定義
$numbers = [1, 2, 3, 4, 5];

// array_mapを使って各要素に2を掛けるコールバック関数を適用
$result = array_map(function($value) {
    return $value * 2;
}, $numbers);

// 結果の出力
print_r($result);

この例では、$numbersという配列の各要素に対して、コールバック関数であるfunction($value) { return $value * 2; }が適用され、新しい配列$resultが生成されます。結果は[2, 4, 6, 8, 10]となります。

2. 複数の配列を結合する

// 配列の定義
$fruits = ['apple', 'banana', 'orange'];
$colors = ['red', 'yellow', 'orange'];

// array_mapを使って配列を結合するコールバック関数を適用
$result = array_map(function($fruit, $color) {
    return $color . ' ' . $fruit;
}, $fruits, $colors);

// 結果の出力
print_r($result);

この例では、$fruits$colorsという2つの配列を結合して新しい配列を生成しています。コールバック関数内では、各要素を連結しています。結果は['red apple', 'yellow banana', 'orange orange']となります。

まとめ

array_map()関数は、複数の配列を効果的に処理して新しい配列を生成する際に非常に便利です。コールバック関数を使うことで、様々な処理を適用できます。是非、実際に手を動かして試してみてください。