SSDの消費電力と普段使わないSSDの扱い方

SSDの消費電力と普段使わないSSDの扱い方

SSDに関する消費電力や電気代、さらに普段使わないSSDをどうすればいいかについてまとめてみました!

1. SSDの消費電力ってどのくらい?

SSDの消費電力は、普通のハードディスク(HDD)と比べるとかなり低いです。でも、SSDの種類や使用状況によっても消費電力は変わります。ざっくり言うとこんな感じです:

  • アイドル時(使ってない時): 0.5~1.5Wくらい
  • 通常動作時(読み書きしている時): 2~5Wくらい
  • ピーク時(フル稼働中): 最大で7W前後

NVMe SSDSATA SSDより少しだけ消費電力が高い場合もありますが、それでもHDDと比べると圧倒的に省電力です。

2. 電気代にしたらどれくらい?

実際にSSDがどれくらい電気代をかけているのかを計算してみました。例えば、1日に8時間使っていて、消費電力が平均3Wだとすると…

1日の消費電力は、
3W × 8時間 = 24Wh

これを1ヶ月分にすると、
24Wh × 30日 = 720Wh(=0.72kWh)

電気代は、1kWhあたり約27円として計算すると…
0.72kWh × 27円 = 約19.4円

つまり、SSDの1ヶ月の電気代は約20円程度!すごく安いですね。日常的な使い方では、SSDの電気代はほぼ気にしなくて大丈夫です。


3. 普段使わないSSDは接続しておくべき?

普段使っていないSSDを常に接続しておくことについてはどうか?これについても、いくつかポイントを押さえておけば問題ありません。

  • 寿命への影響: SSDの寿命は主にデータの書き込み回数に依存します。使っていないSSDは基本的にデータの書き込みが少ないので、寿命にはあまり影響しないでしょう。

  • システムリソース: 使っていないSSDが接続されていると、システムがそれを管理するためのわずかなリソースを消費します。ただし、ほとんどの人はこれを感じることはないと思います。

  • セキュリティ: 大事なデータが入っている場合は、セキュリティのために使わないSSDを外しておくことも考えられます。

  • 物理的スペースや配線: 外付けSSDなら、配線が邪魔になるとか、単にすっきりさせたいという理由で外しておくのもアリです。

4. SATASSDは電源オンのままで抜き差しできる?

SATA SSDを電源が入っている状態で抜き差しするのは、基本的に避けたほうがいいです。一般的なSATAポートはホットスワップ(電源オンの状態でデバイスを取り外す機能)に対応していないことが多いんですよね。

もしホットスワップに対応している場合や、外付けのeSATAなら可能ですが、それ以外ではトラブルの原因になります。なので、安全に使うなら、電源をオフにしてからSSDを取り外すのがベストです。

まとめ

  • SSDの消費電力は非常に低く、電気代もほとんどかからないので、安心して使えます。
  • 普段使わないSSDは接続しておいても問題ないけど、寿命やセキュリティを考えるなら外しておくのもOK
  • SATA SSDホットスワップ非対応が多いので、抜き差しする際は電源を切るのが安全です。

これで、SSDについての疑問が少しでも解消されるといいですね!自分の環境に合ったSSDの使い方をして、快適なPCライフを送りましょう!